2025年旅券とは (新パスポート)が2025年3月24日より発行されます

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2025年旅券とは (新パスポート)が2025年3月24日より発行されます

2025/01/14

2025年1月18日最終更新

大変申し訳ございません…。
こちらのブログは作成中です。
随時加除訂正されますのでご了承ください。

2025年3月24日より新パスポート(2025年旅券)になります

お世話になっております。
行政書士葛飾江戸川総合法務事務所の糠信 一善(ぬかのぶ かずよし)です。
本日は、
2025年3月24日より新パスポート(2025年旅券)になります
について紹介いたします。

新パスポート…、2025年旅券…?
新しいパスポートかい?
あたしゃ海外に行ったことないからパスポート持ったことないけど、新しくなるとどうなるんだい…?

今回、2025年3月24日から新パスポート(2025年旅券)に変わることが、外務省の公式ホームページで紹介されています。
以下の画像をご覧ください。

おや、赤いキャラクターが出てきてかわいいねぇ。
これはパスポートのキャラクターかい?

そうだね、おばあちゃん。
かわいいキャラクターが出ているよね。

でも、画面の上の方に赤い枠があり、そこに、
外務省
 トップページ
→海外渡航・滞在
→パスポート(旅券)
→旅券(パスポート)の変更について 新しいパスポートと、一つ先の未来へ


と書かれているね。
今回のブログで参考にしている、外務省の公式のページを示しているよ。

2025年旅券(新パスポート)の概要

下の赤い枠に、2025年旅券(新パスポート)の概要が書かれています。
改めてここから、公式サイトに則り2025年旅券(新パスポート)と呼称させていただきます。

2025年3月24日から、偽造・変造対策を大幅に強化した「2025年旅券」の発行が開始され、旅券(パスポート)が大きく変わります!
また、新規申請、切替申請にかかわらず全国でオンライン申請ができるようになります。

と書かれていますね。

なるほど…。
偽造・変造の防止のためにカードのセキュリティを上げたんだね。
それに、オンライン申請ができるようになるのは便利だね。

「2025年旅券」の導入【安全に!】

「2025年旅券」の導入【安全に!】
ということで、公式ホームページにも紹介されています。

(1)2025年3月24日の申請受理分から、偽造・変造対策を大幅に強化した「2025年旅券」の発給を開始予定です。
国際民間航空機関(ICAO)の勧告等を踏まえた対応によるものです。
・現行では申請者から申請を受理した都道府県旅券事務所等で旅券を作成・交付していますが、2025年旅券は国立印刷局で集中的に作成し、都道府県等に配送のうえ、申請者に交付いたします。
顔写真ページがプラスチック基材となり、レーザーで印字・印画します。

また、
(2)国立印刷局から配送するため、日本国内では申請から交付まで2週間程度、国外(大使館・総領事館)では2週間~1か月程度必要になります。
海外旅行を計画したら旅券の申請もお早めにお願いいたします(目安は旅行の1か月前までに申請)。
なお、現在お持ちのパスポートは有効期限までご使用できます

と、下の画像の赤い枠に書かれています。

顔写真のところはプラスチック基材になるのですね…。
すごいですね…。
交付まで国内では2週間程度で、海外旅行の1か月前までには申請しておけば、安心して海外旅行の計画が進められそうですね。

下に外務省の公式ホームページに載っていた、現行の旅券(パスポート)と2025年旅券(新パスポート)の比較サンプルを掲載いたしますので、ご参考ください。

なるほど…。
現行旅券も2025年旅券も結構似ている…、というか大きく変わったりしないんだな、見た目だけでは…、という個人的な感想ですが、比較画像が見れるのは嬉しいですね。
プラスチック基材になるということですし、触ってみると…、結構違うのかもしれませんね。

オンライン申請の利便性が大幅に向上【便利に!】

オンライン申請について、以下の内容が公式ホームページに掲載されています。

オンライン申請の利便性が大幅に向上【便利に!】
2025年3月24日から、下記3点の変更があります。
是非オンライン申請をお勧めします。
(1)全ての都道府県においてオンライン申請による新規申請及び切替申請(残存有効期間が1年未満の更新)が可能になります。
オンライン申請なら、旅券事務所の窓口を訪問するのは旅券受取時の1回のみになります。

(2)オンライン申請では、戸籍情報がシステム連携(注)されるため、別途戸籍謄本の原本を提出する必要がなくなります。
戸籍謄本の原本の取得費用もかかりません

(注)申請者がマイナンバーカードを使ってマイポータルで戸籍連携に同意の上、オンライン申請を行うと、戸籍符号が旅券申請データと共に旅券発給管理システムに送信され、同システム上で戸籍電子証明書(戸籍謄本)が連携されます。
これにより、申請者は電磁的に戸籍謄本を提出したことになります。

値段についても掲載されているね。
【現行】
10年用旅券手数料 16,000円
【2025年3月24日以降】
オンライン申請 15,900円
窓口申請    16,300円

【現行】

5年用旅券手数料 11,000円
【2025年3月24日以降】
オンライン申請 10,900円
窓口申請    11,300円

2025年旅券に関するQ&A

以下に2025年旅券に関する主なQ&Aを3つ掲載いたします。
是非ご参考ください。

まず1つ目は、

Q 2025年旅券とはどんなパスポートですか?
A 2025年旅券とは、偽造・変造対策を大幅に強化する目的で、旅券の顔写真ページにプラスチック基材を用い、文字や顔写真をレーザーにより印字・印画した新型のICチップ搭載旅券です。
 日本銀行券(紙幣)も製造している国立印刷局で作成します。
 2025年3月24日申請受理分から導入するので、2025年旅券と呼んでいます。

ということですね。

2つ目は、

Q 現在有効なパスポートを持っていますが、2025年旅券に切替できますか?
A 現在お持ちのパスポートは有効期間まで使えます。
 原則として、切替申請ができるのは、パスポートの残存有効期間が1年未満の場合のみです。
 お持ちのパスポートの有効期間をご確認の上、申請してください。

だってさ。

3つ目は、

Q どうして2025年旅券を導入するのですか?
A 旅券の偽造・変造は世界的にも問題になっており、国際民間航空機関(ICAO)は、全ての旅券を1か所、多くとも2か所の拠点で発行することを検討すべきと勧告しています。
こうした国際的な動向を踏まえ、偽造・変造対策を大幅に強化するため、顔写真ページをプラスチック製に変更し、日本銀行券(紙幣)も製造している国立印刷局で集中的に作成することにしました。
交付までの時間はこれまでより長くかかりますが、安全対策であることをご理解の上、是非お早めの申請をお願いいたします。

と書かれてあるね。

偽造・変造の件数

そういえば…、偽造・変造対策ということで、2025年旅券の発行されるわけですが、実際どれくらいの件数があったりしたのでしょうか…?

そうですね。
実際の不正取得の規模や件数、気になりますよね。

外務省のホームページに件数が載っておりました。
下の画像の赤い枠に書かれています。

過去5年間に把握したなりすましによる旅券の不正取得件数は、
令和元年 8冊
令和2年 3冊
令和3年 3冊
令和4年 3冊
令和5年 5冊
と公式発表
されています。

やっぱり現実として、なりすましによる不正な旅券(パスポート)の取得が毎年起きているのですね…。

そして、不正な旅券(パスポート)の取得は、ホームページにも載っていますが、不正な出入国に利用されるわけですよね…。

さらに言えば、
国際テロや人身取引、不正移民の発生を助長するほか、他人名義での借金あるいは振り込み詐欺等の犯罪に使用するための携帯電話契約や銀行口座の開設に悪用される可能性があること
も書かれてあるね。

お二人の仰る通りです。
外務省のホームページに警告されていますが、不正な旅券(パスポート)の取得は、さらなる犯罪を生み出します
犯罪に外国人が絡む可能性も極めて高くなるので、日本と、日本とつながりのある世界各国の治安維持のため、犯罪抑止のためにも、変造・偽造の防止策は必要だと思います。

不正な旅券取得について

2025年旅券のブログでしたが、大切なことですので、本ブログの最後に不正な旅券取得について紹介いたします。

以下の行為は、犯罪ですので、絶対のやらないようにしましょう。

・他人になりますます
・失効したパスポートを使用する
・自己名義、もしくは他人名義のパスポートを譲渡する
・他人名義のパスポートを使用する
・虚偽の申告をする


5年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金
が科されます。

下に画像も添付いたします。

確かに…、今回は2025年旅券の紹介のブログでしたが、その2025年旅券の発行に至る、国際的な視点を含めた社会背景を理解するのも大切ですね。

引き続き色々なことを学んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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